カーボンウイング(その2)
2019/11/02
『新しい製作方法にチャレンジ』
■リアウイングの製作ではアッパーシェル・ロワシェル・スパー他、いくつかの部品を用意しなければなりませんが、後にこれらをアッセンブリーします。
■エアロパーツなどのウイングアッセンブリー工程は、作業する人によってその精度にバラつきができてしまいますので、この工程は高い技術力を必要とします。
■アッパー・ロワ・スパーを一体で成形してしまおうというのがテーマです。一部を除いては、メス型から生まれた状態では組立作業を必要としません。接着剤のベトベトを触ることはありませんし、各部材がしっかりと接合できているのかを心配することもありません。なによりスパー(主骨材)が入っていることにより、「サーキット走行に耐えられる強度あるウイング」は安心です。
■今回は副資材とオートクレーブのパフォーマンスによってこのような成形が出来ました。
縦にスパーが入っているのがわかりますね~
こうして完成したのがこのようなウイングです。