カーボンウイング(その1)
2019/11/02
『さまざまな製作方法』
■ドライカーボンでの成形品には「これどうやって作るの?」とか「高そ~」などと思うものがあります。
製作する人の頑張りが一番なのは言うまでもありませんが、どうすればこんなふうに出来上がるのか・・・。
■過去も現在も、FRP製品も含め海外のレースカーのパーツには驚くことが多く、一目では製作方法がわからないものが数多くあります。しかし、マジックやオカルトではないのだから謎解きをするも「ピン!」とひらめくことは、なかなかありません。
「突然なんだけどさ~・・」といろいろな人に質問をしたり「ネット調べ」をしても、答えはやはりそのパーツが知っているわけです。
■ドライカーボンのパーツの多くは、誰もが作れるように工夫されています・・誰もが作れるのに製作方法がわからないのです・・おかしな話ですよね~設備力もそうですが、カーボンファイバー以外の材料やメス型が少し特殊なことが多いのです。
■しかし、製作方法の解明ができたからといっても同じように作れるわけではありません。
例えば・・日本に無い材料を使用していたり、高価な型を必要としたり・・・ですが、理屈がわかれば後は応用と代替品でなんとかしてみます。
■常々「工程が多くて面倒だな~~」と思っていたカーボンウイングを製作します。